外出自粛につき作曲もはかどっており、来週あたり1曲仕上がりそう。
これまでいまいちアレンジの方向が定まらず、もう少し時間が掛かると思っていたら、昨日の夜に一気に進んだ。
持っている音源に琴の音があって、それを何となしに加えてみたら視界が開けたという。
とりあえず試してみるってのは大事だ。
おそらく本来の琴らしい使い方では全然ないんだけど……乞うご期待。
今回は例によってカレー日記。

【行徳 ビリヤーニーハウス】
実は1月2日の話で、なぜか書き忘れていた。
昨年末に行徳の「ティッカハウス」に行った時にたまたま通りかかり、こりゃうまいに違いないと感じ、わずか数日で行徳に舞い戻った。
ティッカハウスに開いてもらった、パキスタンカレーの扉。
この日もパキスタンのカレーを食べる気でいたが、店名に冠されているビリヤニも気になる。
悩んだ挙句、両方頼むという暴挙に出た。
2
左ビリヤニ、右マトンカラーヒーでござい。
贅沢を二乗したような、すさまじいボリューム。
ロティももらおうと思えばもらえたが、どう見ても食べきれないので今回は自粛。
マトンカラーヒー(カラヒ)、ほんとパンチの効いた味でうまい。
ちょこちょこライタ(写真上)を付けたりマトンカラーヒーを混ぜたり、ビリヤニ大忙し。
おなかが散々に膨れ上がったが、とても幸せな気分になれた。
でも毎回このボリュームを食べていると、あっという間にカルノフみたいな体型になるだろうから、次回は単品で楽しむとしよう。

【池袋 マルハバ】
これは1月末の話。
長く存在を知っているお店でありながら、ここはブレインマサラという羊の脳みそカレーがあるというそのワードばかりがおれの中で先行してしまい、それ以外の何もを気にせずにここまで来てしまった。
ちょっとゲテモノ系なのかしら、みたいな。
日々肉を食べているくせに脳みそはゲテモノ扱いってのも、考えてみれば変な話だ。
で、ここもどうやらパキスタンカレーのお店ということを知り、今さらながらにやってきたわけです。
19
今回もマトンカラヒ。
大きな鍋に入って、インパクト抜群。
見た目からしてビリヤーニーハウスのものとは全然違うが、味もこちらはトマトの風味が前面に出ており、また違った贅沢さがをあった。
ビリヤーニーハウスのマトンカラーヒーはエッジが効いた味で、マルハバのマトンカラヒはトマトの酸味とマトンの肉々しさが調和した、ハーモニーの味というところ。
ツェッペリンかビートルズかみたいな話で、つまりどちらもおいしかった。
ここはメニューも充実しており、他にも気になるカレー目白押し。
次回はブレインマサラ、試してみようかなあ。

【東飯能 トルカリジュッティー】
以前の日記で紹介した飯能の「ジュッティー」さん。
元々飯能や鶴ヶ島で間借りカレーをされていたが、このたび正式に東飯能で店舗がオープン。
キノコ探しをするようになってから飯能駅のあたりはよく行くようになったが、東飯能はそこから少し離れており、ちゃんと見たことはなかった。
でも実は駅ビルに丸善書店が付いていることも分かり、今回ジュッティーが東飯能にできたのもあって、おれの中で注目度が急上昇しとります。
丸善&ジュンク堂大好きっ子なので。
札幌、大阪、新潟……これまで多くの場所で助けてられてきた。
20
豆カレーの優しい味、大好き。
ネパール風のカレーだけど、店主さんはインドなどいろいろな国にいたことがあるそうで、それだけではない奥深さを感じる。
ツイッターを見ている限り、日によってカレーの具材も全然異なっており、まだまだいろいろな味を楽しませてもらえそう。
今年の夏はお世話になります。
……きっとそのころはもう、出かけられるようになってるよなあ。

【越谷レイクタウン ニューホットマサラ】
とうとう2月に突入。
このころとにかくパキスタンカレーというワードをキーにお店を探しており、このニューホットマサラもそう。
一応最寄り駅は越谷レイクタウンだが、距離的には2キロぐらいある。
基本的に駅から遠い、パキスタンカレー屋あるある。
たっぷり歩いておなかをすかせ、いよいよ到着。
日本人のお客さんはおれの他に一人だけ。
他は現地の人とおぼしき方たちが数人で歓談しながら飲み食いしており、現地感満載。
パキスタンカレーのお店は大体どこもそんな感じだけど、不思議と居心地は悪くない。
別に言葉が通じないということもないし。
ある程度ほっとかれるのが分かってると、それはそれで気楽だ。
23
豆や肉をドロドロになるまで煮込んだカレー、ハリーム。
カラヒ、ハリーム、そしてパヤ。
パキスタンカレー初心者の自分としては、これらが3種の神器というイメージ。
それぞれ違った方向性でうまいです。
このハリームもロティ1枚じゃとても足りず、おかわりしてしまった。

【海老名 アシアナキッチン】
日記の最後を飾るのはパキスタン……ではなく、スリランカのカレー。
神奈川の海老名市にあるお店。
海老名は久々に訪れたけど、駅前は思ったより都会でビックリ。
実はこのお店の近くにパキスタンカレーのお店もあり、海老名にはそう来る機会がないこともあって、スリランカ→パキスタンのコンボという、めったにやらないカレーはしごをやろうかと目論んでいたが、結果として1件目のアシアナキッチンで満足したため、今回はやらずにおいた。
やっぱりカレーを何よりおいしく食べるためのスパイスって、腹ペコであることなんでね。
おなかがすいたから食べるという原理を忘れないようにしないと。
ここはナンとカレーのようなインドカレーメニューの他、ビリヤニもあったりするが、何を食べるかは事前に決めていた。
e
それはこれ、コッツ(コットゥ)セット。
コッツとはロティを刻んでスパイスで炒めたもので、これもはやカレーというカテゴリーからはみ出てるんじゃないかって話でもあるんだけど、割とよくあることだ。
日本の粉ものにも通ずる味、これを嫌いな日本人なんていないんじゃなかろうか。
強烈なインパクトがあるわけではない分、毎日でも頂けそうで、いい意味で庶民的なお味。
例えば家でお好み焼きが余った時に、それを刻んでコッツにするとかね。
いろいろ応用が利きそうだ。

今の1曲
今回の新曲を作っている時、ちょっとイメージとして浮かんでいた曲。
といっても最初からあったんじゃなく、作ってるうちに寄っていった。
ハーパース・ビザール大好き。
前にディスクユニオンが出してたプチボックス持っとります。
これ曲名が「ジャパニーズボーイ」なのに、イントロの音階が思いっきり中国なのが面白い。
欧米から見た適当なアジアのイメージ……嫌いじゃない。